ナイス(株)は16日、「2006年3月期中間決算短信(単体・連結)」を発表した。
当期(2005年4月1日~9月30日)単体業績の売上高は1,179億3,400万円、営業利益は9億2,200万円、経常利益は7億8,500万円、純利益は▲3,900万円。
当期連結業績の売上高は1,272億100万円(同4.9%増)、営業利益は14億800万円(同126.9%増)、経常利益は12億1,600万円(同382.3%増)、純利益は4,600万円(同▲97.9%)であった。
不動産事業において、売上高はマンションの引渡し戸数の大幅な増加により、300億5,000万円(前年同期比34.2%増)となった。また、営業利益では、マンションほか不動産仲介も計画を上回り推移したことから23億4,500万円(同117.4%増)となった。
同社では純利益が大幅に減少した要因として、減損損失10億3,600万円を特別損失として計上したことや連結子会社で保有していた賃貸用店舗の売却により固定資産売却益36億7,800万円を計上したことなどを挙げている。
なお通期は、売上高2,690億円、経常利益39億円、純利益19億円を見込んでいる。