(株)リクルートコスモスは18日、「2006年3月期中間決算短信(単体・連結)」を発表した。
当期(2005年4月1日~9月30日)単体業績の売上高は906億3,200万円(前年同期比43.7%増)、営業利益は89億5,900万円(同92.9%増)、経常利益は70億5,900万円(同125.6%増)、純利益は▲792億1,800万円。
当期連結業績(対象12社)の売上高は1,153億8,400万円(同34.5%増)、営業利益は105億7,900万円(同76.5%増)、経常利益は83億3,700万円(同101.2%増)、純利益は▲782億3,700万円であった。
当期は、不動産販売事業のマンション販売において、「コスモアクアージュ東京EAST」「コスモガーデンふじみ野」など1,655戸、戸建住宅販売において「コスモアベニュー東京ガーデンイースト」など320区画を引き渡し、土地・建物販売では19物件の引き渡しを行なった。これにより、同事業全体で営業利益90億4,000万円(同79.6%増)を計上した。
また不動産管理事業は、マンション管理戸数が前年同期比7,402戸増の118,867戸と堅調に推移。不動産賃貸事業においても、サブリース事業を中心に新規物件の受託を積極的に展開するとともに、既存物件の稼働率改善に注力した。
これらの結果、営業収益、営業利益、経常利益はいずれも増収増益となったが、固定資産の減損損失251億円を含めた特別損失881億円を計上したことにより、当中間期は782億3,700万円の純損失となった。
なお通期業績は、不動産販売事業の好調、および販売費・一般管理費の削減による利益改善などにより、すでに公表している業績予想を修正。連結売上高2,230億円(前回発表予想2,180億円)、経常利益175億円(同135億円)、純利益▲710億円(同▲750億円)を見込むとしている。