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超高層建築物建設に重要なことは「敷地内に緑をたくさん配置すること」/東京都「都民生活に関する世論調査」

 東京都が「都民生活に関する世論調査」を発表した。調査対象は東京都全域に居住する満20歳以上の男女個人で、標本数は3,000、有効回収標本数は2,031。

 「今住んでいるところが住みよいところだと思うか」との問いには「住みよいところだと思う」が76%と昨年とほぼ同数となり、「住み良いところだとは思わない」が15%と昨年より1ポイント減少する結果となった。
 また「今住んでいる地域に今後も住みたいと思うか」との問いに、「住みたい」との回答は昨年より5ポイントアップの70%に、「住みたくない」は昨年比2%減少の13%であった。

 都市景観の印象を聞いた項目では、「良い」との回答が多かったのは「橋の景観」(59%)、「まちの夜景」(56%)、「まちなかの緑」の順となり、「悪い」との回答が多かったのは、「電柱や電線」(81%)、「看板や広告塔などの屋外広告物」(77%)、「まち全体の色づかい」(64%)の順となった。

 また超高層建築物を建設するときに重要だと思うことについては「敷地内に緑をたくさん配置する」が41.1%を占め、次いで「既存のまち並みから突出しすぎないように、建物の高さを規制する」(31.8%)、「超高層建築物を建てられる地域を限定する」(29.5%)が挙げられた。


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