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アットホーム、2005年10月の売物件市場動向(首都圏)を発表

 不動産総合情報サービスのアットホーム(株)は29日、同社のネットワークにおける首都圏2005年10月の「売物件」について、物件登録数、登録価格、成約数、成約価格を明らかにした。

 これによると、物件登録数は中古マンションが2,401件(前年同月比21.1%増)で4ヵ月連続のプラス。新築戸建についても11,736件(同12.2%増)となり、35ヵ月連続のプラスとなった。なお、中古戸建は1,562件(同6.6%増)、土地は3,135件(同6.6%増)であった。

 首都圏平均の登録価格は、中古マンションが1平方メートル当たり30.81万円(同▲8.7%)、1戸当たり1,894万円(同▲6.3%)となり、ともに10ヵ月連続のマイナス。
 新築戸建ては1戸当たり3,368万円(同▲1.1%)と3ヵ月ぶりのマイナス、中古戸建ては3,118万円(同▲0.7%)で3ヵ月連続のマイナスであった。一方、居住用土地は1平方メートル当たり21.07万円(同6.0%上昇)となった。

 首都圏平均の成約数は、中古マンションが748件(同8.1%増)、新築戸建は2,506件(同8.8%増)となった。中古戸建は420件(同▲11.2%)で2ヵ月連続のマイナスとなった。

 首都圏平均の成約価格は、中古マンションが1平方メートル当たり32.93万円(同1.5%上昇)。一方、1戸当たりは1,976万円(同1.6%上昇)となった。新築戸建は1戸当たり3,434万円(同▲0.8%)でマイナス、中古戸建は1戸当たり3,028万円(同9.7%増)で再びプラスとなった。


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