不動産映像撮影・編集・配信サービスのユナイテッドルームズ(株)(東京都渋谷区、代表取締役社長:伊藤俊平氏)は8日、中国の現地石油グループである上海中油企業集団有限公司(以下CNPC)と業務提携し、2005年12月20日に上海中油聯信有限公司(UNITEDROOMS CHINA)を設立すると発表した。伊藤俊平氏は、新会社の代表者である総経理に就任する。
新会社の概要は次のとおり。
■現地会社名:上海中油聯信有限公司
■会社住所 :上海市中路158号4楼
■資 本 金:2億円
■出資比率 :日本側51%、中国側49%(うちCNPC25%)
■事業内容 :不動産物件の撮影・映像製作
中国に在留する日本人は近年増加傾向にあり、2004年の外務省調査によると同年10月1日現在99,179人(対前年比28.5%増)、特に上海では34,122人(同45%増)となっている。日本企業の中国進出に伴い、今後一層増加が見込まれること、また現地での住居探しが駐在職員およびその家族にとって大きな負担となっていることから、新会社では、中国在住の日本人を対象に住居探しのサポートを行なう。
また、現地では、好景気の影響により、高級物件の需要が高まっており、物件選びの際に、価格を左右する景観面の映像情報のニーズが高いため、主に富裕層をターゲットとした情報提供を行なっていく。
なお新会社では、上海を中心として、蘇州や杭州など上海経済圏の周辺都市からサービスを開始ししていく。初年度の撮影目標は10,000棟としている。