国土交通省は9日、平成17年10月分の「建設工事受注動態統計調査報告」を発表した。
これによると、平成17年10月の建設工事受注高は4兆8,580億円で、対前年同月比10.3%増加となった。うち元請受注高は3兆1,790億円(前年同月比6.5%増)、下請受注高は1兆6,790億円(同18.3%増)。
元請受注高のうち公共機関からの受注高は1兆1,221億円(同▲5.4%)、民間等からの受注高は2兆570億円(同14.4%増)であった。
また、公共機関からの受注工事(1件500万円以上の工事)は、同▲3.8%の1兆686億円。うち「国の機関」からは2,688億円(同▲19.5%)、「地方の機関」からは7,998億円(同3.0%増加)であった。
民間等からの受注工事のうち、土木工事および機械装置等工事の受注額(1件500万円以上の工事)は2,399億円(同0%増)、建築工事・建築設備工事(1件5億円以上の工事)の受注額は3,992億円(同▲3.5%)となった。
なお、この統計調査報告の概要は、国土交通省ホームページ(http://www.mlit.go.jp/toukeijouhou/chojou/index.html)にて閲覧可能。