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ミサワホーム、「微気候」デザイン戦略、第一弾発売へ

ミサワホーム(株)代表取締役社長・佐藤春夫氏
新商品「VikiCourt(ビキコート)」外観

 ミサワホーム(株)は1月7日より、「CENTURY」シリーズの新商品「VikiCourt(ビキコート)」を全国(沖縄を除く)で発売すると発表。

 新商品ビキコートは、「ECO・微気候デザイン」を採用した第一弾。自然エネルギーの採り入れ、オーガニックデザイン、蔵の設置、長持ちする家、の4つのコンセプトで、新しい住まい方を提案している。
 ECO・微気候デザインとは、機械空調に頼るのではなく、夏は陽射しを遮り、冬は陽だまりをつくるなど、日本の風土を上手く利用し、通年快適に暮らせるエコライフを提案したもの。

 1階北側には、収納空間「蔵」を設置。2階4層のスキップフロアが可能となり、室内空間の高低差ができる。高低差により温度差が生じ、空気の流れを生み出して、高気密・高断熱だけではなく、快適な住環境を作り出している。排熱塔や高窓を設置し、熱だまりを抜くなど、通気のデザインも特長となっている。
 また、ヒット商品である、次世代耐震構造MGEOを標準装備。キッチン脇には、床面を土間にしたマルチコーナーも設置している。

 記者会見で、同社代表取締役社長・佐藤春夫氏は、「日本の伝統文化とテクノロジーの融合で、新しい住まい方を提案している。来年は微気候デザインをメインとした展開をしていきたい」とコメントした。

 販売中心価格帯は2,500万円~3,500万円、3.3平方メートルあたり57万円台から。来年より、全国48ヵ所でモデル棟を建設、見学会を開催していく。年間500棟をめざす。


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