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安定した運用水準で第1期スタート/ケネディクス「2005年10月期決算」

 ケネディクス不動産投資法人(KRI)は15日、「2005年10月期決算短信」を発表した。

 上場後、第1期である当期(2005年5月6日~10月31日)運用実績は、営業収益11億9,600万円、営業利益5億8,900万円、経常利益は2億4,300万円、当期純利益は2億4,200万円。一口当たりの分配金は3,052円であった。

 同投資法人は、投資口の追加発行による418億円、複数の適格機関投資家からの借入総額230億円により、期末現在31物件を取得、運用している。取得総額は691.3億円。
 東京経済圏に所在する物件を中心に投資を行なう事が特徴であり、現在のポートフォリオの取得価格に基づく用途別割合は、オフィスビル54.6%、住宅27.5%、商業施設17.9%となっている。期末時点での稼働率は96.6%。

 なお、次期見通しとしては、営業収益28億1,400万円、経常利益68億円(同10億3,500万円)、純利益10億3,400円。一口当たりの分配金は1万3,000円を見込むとしている。


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