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商業施設のテナント売上好調/ダイヤモンドシティ「2006年2月期第3四半期決算」

 (株)ダヤモンドシティは5日、「2006年2月期第3四半期決算(連結)」を発表した。

 当期(2005年3月1日~11月30日)連結業績の営業収益は313億4,600万円(前年同期比7.4%)、営業利益は78億3,200万円(同0.7%)、経常利益は78億5,100万円(同2.2%)、純利益は43億9,300万円(同15.9%)であった。

 同社では、昨年度オープンした6ヵ所のショッピングセンター(SC)において消費者ニーズに適合しない83テナントの入替や業態変更を行なった。これは全体の約8%に当たり、オープン1年未満の1施設を除く5施設については、これによりテナント売上前年比10%伸長を実現した。
 また、同社連結子会社である(株)ダイヤモンドファミリーが所有していた「京都ファミリー」をPM業務受託を前提に日本リテールファンド投資法人へ譲渡するなど、資産の圧縮と「持たざる経営」の拡充に努めていく方針としている。
 さらに、来期オープンを予定している「(仮称)ダイヤモンドシティ鶴見SC」「(仮称)ダイヤモンドシティ立川・武蔵村山SC」についても開発が計画通り進行中で、後者については、核テナントとして、「三越」が内定している。

 なお通期業績については、売上高420億円、経常利益105億円(期初見通し100億円)、純利益68億円(同60億円)と上方修正をしている。


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