ジョーンズ ラング ラサール(株)は11日、総合家電メーカーの三洋電機(株)との共同出資により、新会社「ジョーンズ ラング ラサール・ファシリティーズ(株)(仮称)」(東京都千代田区、代表取締役:濱岡洋一郎氏)を設立することで合意したと発表した。
今回の新会社設立は、三洋電機の施設管理における機能強化・運営の効率化を柱とする構造改革案の推進と、JLLがめざす日本市場におけるコアビジネスの基盤拡充、および日本企業の開拓というニーズが合致したことにより合意にいたったもの。資本金は1,000万円、出資比率はJLLが90%、三洋電機他が10%(予定)。
これにより、三洋電機の100%出資子会社・三洋アソシエイトサポートサービス(株)(大阪市守口市、代表取締役社長:中山良夫氏)がこれまで行なっていた、三洋電機の生産および事務部門の施設管理・運営を、新会社が担当することとなる。また、三洋電機から三洋アソシエイトサポートサービスに出向していた約210名の従業員は、新会社に転籍となる。