国土交通省は9日、平成17年11月分の「建設工事受注動態統計調査報告」を発表した。
これによると、平成17年11月の建設工事受注高は4兆1,617億円で、対前年同月比5.2%増加となった。うち元請受注高は2兆7,043億円(前年同月比3.1%増)、下請受注高は1兆4,574億円(同9.3%増)。
元請受注高のうち公共機関からの受注高は7,875億円(同▲11.2%)、民間等からの受注高は1兆9,168億円(同10.3%増)であった。
また、公共機関からの受注工事(1件500万円以上の工事)は、同▲9.7%の7,465億円。うち「国の機関」からは2,106億円(同▲15.8%)、「地方の機関」からは5,359億円(同▲7.0%)であった。
民間等からの受注工事のうち、建築工事・建築設備工事(1件5億円以上の工事)の受注額は4,726億円(同▲0.2%)、土木工事および機械装置等工事の受注額(1件500万円以上の工事)は2,082億円(同14.6%増)となった。
なお、この統計調査報告の概要は、国土交通省ホームページ(http://www.mlit.go.jp/toukeijouhou/chojou/index.html)にて閲覧可能。