不動産ニュースと不動産業務のためのサポートサイト

東京建物、顧客の要望を土地区画計画から反映する新システム/第1弾は「Brillia Terrace 吉祥寺南町四丁目」

 東京建物(株)は13日、土地の区画計画から建物の建築までを顧客と相談しながら進めていく新発想のシステム「声聞く住まい VOISYS(ヴォイシス)」による戸建住宅プロジェクトをスタートすると発表。第1弾となるプロジェクト「Brillia Terrace(ブリリア テラス) 吉祥寺南町四丁目」(東京都武蔵野市)のモデルハウスを、1月14日(土)にオープンする。

 「声聞く住まい VOISYS」は、個々の顧客のライフスタイルに合った住まいを実現する、セミオーダー型・建築条件付宅地分譲システム。
 「建売住宅」「建築条件付土地」「注文住宅」の3つに大別される従来の戸建住宅の販売スキームは、いずれも規定の土地に建物を建てるもので、土地の大きさや形状を選ぶことはできなかった。そこで同システムでは、プロジェクトに関心を持つ顧客を同社が募集し、理想とする土地区画の大きさや予算等を聞いたうえで要望を調整することにより、戸建分譲地における土地区画計画を決定する仕組みとした。
 土地計画決定後は、同社が用意する基本プランをベースに、ライフスタイルに合わせて部分的に変更できるアレンジプランなどにより、顧客自身が間取りを決定することが可能。街並み統一のために同社が用意した外観カラーの中から好きな色をチョイス、さらに壁・床等のカラーやキッチン・トイレ等の設備オプションも顧客が選択する。

 同システム第1弾プロジェクトとなる「Brillia Terrace 吉祥寺南町四丁目」は、JR中央線・総武線、京王井の頭線「吉祥寺」駅より徒歩12分に位置。敷地面積は990.78平方メートル。
 1月14日にモデルハウスをオープンし、1月21日より希望の土地区画と広さについての要望書の受付を開始。要望を反映させたうえで、土地区画・価格を決定し1月28日に正式発表した後、2月上旬に土地契約締結(建築条件付宅地分譲)となる予定。


最新刊のお知らせ

2025年6月号

本業に意外な効果!?不動産事業者のサイドビジネス ご購読はこちら