東京建物(株)は18日、現在開発中の複合再開発[(仮称)TOKYO リ・デザイン]プロジェクトの正式名称が「olinas(オリナス)」に決定したと発表した。
同プロジェクトは、東京都墨田区太平4丁目の錦糸町駅至近の立地において同社が開発推進している、商業・オフィス・住宅から成る複合再開発プロジェクト。
「olinas」という名称は、所在地の「錦糸町」という地名から連想した、“錦の糸がさまざまな模様を織り成す”に由来するとともに、「住居と、出会いと、新たなビジネスとショッピングの融合」を意味する“Organization of Lifestyle, Interface, New business, Amenity, Shopping”の頭文字からつけられたもの。
これにより、「olinas」内の各建物の名称が、商業施設は「olinasモール」(地下2階地上9階)、「olinasコア」(地下2階地上8階建て)に、オフィス棟が「オリナスタワー」(地下2階地上32階建て)に決定した(住宅棟は「Brilliaタワー東京」(地下2階地上45階建て、総戸数644戸))。
商業施設は、ショッピングモール形式の施設「olinasモール」と、大型専門店が集積する「olinasコア」で構成され、ファッションやグルメ、エンターテイメントなど約150店の出店により、4月20日(木)にオープン。年間来館客数1,500万人、年間売上250億円のを見込むとしている。
なお、「olinasモール」「olinasコア」はともに、同社が昨年10月に設立した商業施設専門のプロパティマネジメント会社「(株)プライムプレイス」(東京都中央区、社長:乾 武生氏)が運営を受託する。プライムプレイスでは本年中に4物件の運営を行ない、2008年度までに10物件のプロパティマネジメント業務を運営受託する計画。