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毎日コムネット、増収増益/「2005年11月期決算」発表

(株)毎日コムネット代表取締役社長・伊藤守氏

 (株)毎日コムネット(東京都千代田区、代表取締役社長:伊藤守氏)は26日、「2005年11月期決算連結」を発表した。

 当期連結業績(対象1社)の売上高は64億4,900万円(前年同期比57.6%増)、営業利益は8億2,500万円(同64.2%増)、経常利益は7億4,800万円(同41.3%増)、当期純利益は4億6,400万円(同37.9%増)であった。

 首都圏の大学生をメインターゲットに学生支援事業を行なう同社では、「学生マンション事業」、スポーツ大会や合宿・研修旅行の企画手配等の「課外活動支援事業」、アルバイトの紹介や就職情報の提供等を行なう「人材ネットワーク事業」の3分野を展開している。

 学生マンション事業は、順調に拡大し、総管理戸数は前期末より830戸(27.8%)増の3,820戸、入居率は99.87%となった。賃貸・仲介部門は、売上高、経常利益、純利益ともに前期に引き続き過去最高となった。
 不動産流動化事業は、SPCだけでなくREITなどへも物件供給先が拡大し、売上・利益ともに伸張。
課外活動支援事業は引き続き安定した収益基盤を構築した。

 次期について、伊藤社長は「今後も学生マンション事業をはじめとする、ソリューション事業が中核となる。流動化事業は、利益の最大化となるタイミングを図っていきたい」と話した。
 また、今後は、同社独自の就職支援サービスも展開し、収益化を図っていくとしている。

 次期の見通しについては、通期連結ベースで売上高72億円、経常利益8億5,000万円、純利益4億8,000万円を見込んでいる。


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