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仲介業・賃貸業が好調/東急リバブル「2006年3月期第3四半期決算」

 東急リバブル(株)は30日、「2006年3月期第3四半期決算(連結)」を発表した。

 当期(2005年4月1日~12月31日)連結業績の売上高は387億6,600万円(前年同期比20.0%増)、営業利益は43億1,900万円(同127.6%増)、経常利益は42億8,600万円(同121.2%増)、純利益は24億3,200万円(同197.8%増)であった。

 セグメント別には、仲介業のリテール部門において、4店舗を新規出店するとともに、5店舗の大型店舗への移行を行ない、地域シェアの拡大・店舗ごとの競争力強化に注力。また、ホールセール分野において、産業再生機構からの大型案件の売却受任や、不動産投資アンドへの投資案件の仲介などにより、取り扱い件数、1件当たり取扱金額ともに上昇した。
 販売受託業においては、耐震強度偽装問題により集客面で影響が見られたものの、都心の大型タワーマンションを中心に、契約件数は順調に推移。賃貸業では、2004年9月に買収したリバブル・ピーエイ(株)が通期稼動し、住戸系借上業の収益が大幅増加するとともに、管理代行物件の開発も順調な推移を見せた。また、不動産販売業では、買取再販事業が好調に推移し、これらの結果、全体で増収増益となった。

 なお通期は、売上高543億5,000万円、経常利益66億円、純利益38億円を見込んでいる。


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