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「北の丸スクエア」竣工/三菱地所、東急不、開発型証券化手法用いる

 三菱地所(株)と東急不動産(株)は、建設を進めていた「北の丸スクエア」が竣工したと発表。

 「北の丸スクエア」は、開発型証券化手法を用いて三菱地所、東急不動産、ドイツ銀行グループ会社の3社がエクイティ出資するSPCによる開発物件。
 オフィス、店舗、賃貸住宅などからなる複合ビルで、地上26階地下2階、敷地面積約5,820平方メートル、延床面積約5万8,900平方メートル。

 2002年7月にSPCが整理回収機構(RCC)から信託受益権(信託受託者:三菱UFJ信託銀行)で取得した旧あおぞら銀行本店を、同行移転後解体し、新たに複合ビルの開発を進めてきた。
 オフィス部分については、入居テナントに万有製薬(株)などが決定しており、満室で稼動を開始する。
 なお、SPCが保有する「北の丸スクエア」土地建物の信託受益権は、2月24日にジャパンリアルエステイト投資法人に譲渡されることが決定している。


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