(株)センチュリー21・ジャパンは7日、「第21回日本年次総会」を東京プリンスホテルにて開催。全国から1,200名の加盟店経営者・従業員が参加したほか、第21回大会を記念して、国際本部のトム・クンツ社長が来賓として出席した。
年次総会の第一部では、成績優秀店舗ならびに個人に対し表彰が行なわれ、センチュリー21・ジャパン本部代表取締役・三津川一成氏より「本部方針発表」において2006年度の運営方針や課題などが発表された。
05年末の加盟店数は668店。営業マン数3600名、取扱件数2万1,000件にまで成長した。これを踏まえ三津川社長は、今後の経営目標として、不動産業界NO.1ネットワークの確立、加盟店業績の向上とグループ全体の規模の確立をあげた。具体的な目標値は、2010年時点で、加盟店1,000店、1万人体制。営業員1人当たりの年間売上1,500万円。さらに、グループとしての認知度のみならず、顧客利用意向度の向上をめざすとした。
また、IT営業のさらなる強化、営業人員の強化にあたっての女性の積極的登用・育成などを加盟店に勧めていく。これにより、人材不足を補い、営業力の底上げを狙っていく。
第二部では、「活躍する女性が明かす、トップ営業の成功方程式」「ゴールデンジャケットカラーコーディネート講座」「こうすればあなたもセンチュリオンになれる」「Yhaoo!!ショッピングに学ぶインターネット集客のヒント」など4つの分科会が行なわれた。
報道陣との記者会見に臨んだトム・クンツ社長は、「営業マンに不可欠なものは、サービス精神と、お客さまの話を聞き、そのニーズをくみ取る力だ。日本の加盟店は、地域密着営業に熱心で、朝礼前、店の周りを毎日掃除する話など、地域を大事にするアイディアには非常に感心している。日本はわずか21年間で、C21第2の規模を持つ本部に成長した。そのノウハウは、世界中で注目を集めている」などと語った。