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売上高、営業利益、経常利益とも大幅アップ/新日本建物第3四半期決算

 (株)新日本建物は、2007年3月期第3四半期決算(連結)を発表した。

 当第3四半期の売上高は335億2,500万円(前年同期は202億2,000万円、66.0%増)、営業利益は20億8,300も万円(前年同期▲5億2,200万円)、経常利益は13億3,100万円(同▲11億7,900万円)、四半期純利益は7億3,900万円(同▲7億6,600万円)であった。

 マンション販売事業において、前期から引渡しが伸びた大型プロジェクトが売り上げ計上されたことや、自社分譲マンションの引渡し戸数が前年同四半期比52戸増の189戸、戸建て住宅の引渡棟数が前年同四半期95棟増の348棟となったことにより、売上高は前期比66%増の335億2,500万円を実現した。その他広告宣伝費等販売費の抑制により、営業利益、経常利益、純利益のいずれも前年同期に比べ大幅な増益となった。

 通期については、マンション販売減による売上高減、値引き販売による粗利益減はあるものの、販促費が大幅に減少するため上方修正。売上高543億円(前回予想比12億円減)、経常利益22億3,000万円(同7億円増)、当期純利益11億5,000万円(同4億円)増を見込む。
 また、期末配当も利益増の還元分と創業30周年記念配当を加え、1株あたり5円増の20円とする。


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