不動産ニュースと不動産業務のためのサポートサイト

純利益45.4%増/住友不「2006年3月期第3四半期決算」

 住友不動産(株)は9日、「2006年3月期第3四半期決算短信(連結)」を発表した。

 当期(2005年4月1日~12月31日)までの連結業績(対象22社)の売上高は3,962億4,900万円(同0.5%増)、営業利益は706億7,300万円(同17.8%増)、経常利益は537億9,900万円(同32.9%増)、純利益は257億9,800万円(同45.4%増)であった。

 セグメント別にみると、不動産賃貸事業部門は既存ビルの空室率改善と、汐留住友ビル、東京汐留ビルディングなどの通期稼働ビルの寄与により、前年同期比大幅な増収増益。なお、新規稼働、通期稼働を除く既存ビルの空室率は小幅改善して、6.6%となった。
 不動産販売事業では、マンション・戸建て住宅の当期計上予定戸数5,000戸に対する契約率は98%と順調に推移。また、マンション完成在庫は766戸となった。
 完成工事事業は新築そっくりさんと注文住宅の合計で受注棟数前年同期比4.8%増、計上棟数11.4%増となり、引き続き順調に拡大。 
 不動産流通事業ではリテール部門が好調に推移し、仲介取り扱い件数、取り扱い単価ともに前年同期比で拡大した。

 なお通期は、連結ベースで売上高6,500億円、経常利益850億円、純利益310億円を見込んでいる。


最新刊のお知らせ

2025年6月号

本業に意外な効果!?不動産事業者のサイドビジネス ご購読はこちら