ケネディクス(株)は14日、「2005年12月期決算短信(単体・連結)」を発表した。
当期(2005年1月1日~12月31日)単体業績の売上高は100億1,800万円(前期比134.1%増)、営業利益は74億3,500万円(同216.1%増)、経常利益は71億2,200万円(同273.3%増)、純利益は45億7,400万円(同302.3%増)。
当期連結業績(対象37社)の売上高は139億5,800万円(同130.6%増)、営業利益は91億4,000万円(同186.5%増)、経常利益は81億1,300万円(同196.8%増)、純利益は47億5,700万円(同191.2%増)であった。
セグメント別には、不動産アドバイザリー事業において、好調な物件取得によるアクイジションフィーの増加と、開発案件の完成・売却による自己勘定投資物件の売却益増加などが寄与し、営業収益81億8,900万円(同137.3%増)を計上。
アセットマネジメント事業では、アセットマネジメント受託残高増加に伴うアセットマネジメントフィーの増加、および過年度からのアセットマネジメント業務の成果として、成功報酬であるインセンティブフィーが増加したことから、営業収益が前年度比226.4%増の45億1,200万円となった。
また、債権投資マネジメント事業については、前年同期に大型案件の債権売却があったことの反動により債権売却益が減少。取扱債権の増加に伴うアセットマネジメントフィーの増加や、インセンティブフィーの増加により、営業収益は前期比3.1%増の12億5,500万円で微増となったものの、案件調査費用の増加等により、営業利益は5億8,100万円(同▲0.6%)でほぼ横ばいとなった。
なお次期は、営業収益162億円(当期比16.1%増)、経常利益100億円(同23.3%増)、純利益59億円(同24.0%増)を見込んでいる。