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住林、国内所有全山で「緑の循環」森林認証取得へ

 住友林業(株)は20日、40,497haの国内所有山林全山において、日本独自の森林認証である「緑の循環」森林認証(SGEC:Sustainable Green Ecosystem Council)を取得すべく、その審査業務につき(社)日本森林技術協会と業務委託契約を締結したと発表した。

 同社では過去15年、国内全山の施業方針として「非皆伐」を導入したことにより、スギ・ヒノキを中心に資源量が増大するとともに、林令(木の年齢)構成が高齢化し、質の高い木材の収穫期を迎えている。
 こうした中で、山林事業の活性化を図るべく、施業方針を変更し「小面積皆伐」を導入。これにより、現在実施しているISO14001による森林の環境保全システム評価に加え、これまでどおり環境に配慮したサステナブル(持続可能)な森林経営に変更ないことを証明するため、同認証を取得することとした。

 今回の業務委託契約により、半年間の審査期間の後、9月に同認証を取得する予定。


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