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不動産投資インデックスを4月中旬より公表/ARES

(社)不動産証券化協会(ARES)は23日、第18回理事会を開催した。

 開催後の記者発表の席で同協会理事長の岩沙弘道氏は、「不動産証券化市場は2月上旬に3兆円を突破するなど引き続き順調に推移しており、2006年3月末にはJREITも32投資法人になる予定。今後も厚みのある市場形成のため、新たに3ヵ年の第二期中期事業計画を設け、引き続き事業を行なう」と挨拶した。

 また、同理事会では2006年度事業計画の重点項目および第二期中期事業計画の承認が行なわれた。重点項目の主な内容は(1)公正・信頼性の確立のための自主行動基準・倫理の作成徹底、(2)透明性確保のための投資インデックス等のデータ整備、情報公開、(3)教育資格制度の実施など。
 具体的には、消費生活センターとの連携し信頼性確立に努めるほか、エヌクリフ計算式を用いた賃貸資産の不動産投資インデックスを4月中旬より公開、また、すでに発表のあった「不動産証券化協会認定マスター」養成講座についても4月3日より受講申し込みを開始する予定。


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