ジョーンズ ラング ラサール(株)は2日、総合不動産マネジメントシステム「JLL PRAS(プラス)」を開発し、サービスの提供を開始したと発表。
この「JLL PRAS」は、従来の不動産管理ソフトウェアを日本の不動産商習慣に合わせて同社が独自に開発したもの。過去のデータから現在の数値に至る詳細な不動産情報を、物件ごとに蓄積・参照できる。
JLL PRASの主な特長は、1.英語・日本語の2ヵ国語をはじめ、複数の国際会計基準(GAAP)に対応、2.勘定系システムとシームレスに連携しているため、厳格な会計基準の遵守が可能、3.各クライアントのニーズに合わせたレポートフォーマットのカスタマイズおよびレポーティングが可能、など。
同社の代表取締役・濱岡洋一郎氏は「請求・入金管理から支払管理までの一連の履歴を物件ごとにデータベース化できるJLL PRASは、プロパティマネジメント業務だけでなく、アセットマネージャーをサポートする機能まで兼ね備えた、他に類を見ない会計・レポーティングシステム。不動産を所有するあらゆる企業の業務効率化・コスト削減に活用していただけるものと自負している」と語っている。