不動産ポータルサイト「HOME’S」を運営する(株)ネクストは9日、「持ち家一戸建て希望者の意識調査アンケート」結果を発表した。関東地区在住の25歳から59歳の男女を対象に調査したもので、サンプル数は1,029人。
持ち家一戸建ての購入や建築に際し興味のある話題については、第1位が「欠陥住宅・手抜き工事」60.6%(男性54.9%、女性64.5%)、第2位は「建築地の地盤強度」52.8%(同48.0%、57.0%)、「耐震強度・性能」50.0%(同44.5%、54.9%)が第3位と、いずれも住宅に対する安心・安全面が上位。以降「防犯対策」「リフォーム問題」「シックハウス」と続いている。
一戸建てに住みたい理由としては、「隣室・上下階に気を使わなくていい」が全体の55.2%(同49.3%、60.4%)で第1位。第2位には「駐車場代不要」43.0%(同40.6%、45.1%)、第3位は「いつかは住みたいと思っていたから」35.7%(同29.2%、41.4%)。
さらに、こだわりたいポイントとしては「間取りプランニング」55.9%(同51.1%、60.1%)、「耐震性」48.7%(同43.1%、53.7%)、「入居後のアフターサービス、メンテナンス」34.4%(同29.2%、39.0%)が上位3位を占めた。3項目に関しては男性よりも女性のほうが10ポイント高く、特にこだわりが強いことがわかった。