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森ビル、お台場に新生「ヴィーナスフォート」誕生

 森ビル(株)は9日、お台場パレットタウンウエストモール棟の1階「サンウォール」を、「ヴィーナスフォートファミリー」へと施設名称を変更し、「ヴィーナスフォート」(同ウエストモール棟2・3階)と一体の商業施設にすると発表した。

 施設名称の変更に併せ、「ヴィーナスフォート」と「ヴィーナスフォートファミリー」は、イベントや販売促進活動および顧客サービス面での統合を図り、一体的な運営体制のもとで、新生「ヴィーナスフォート」が4月29日に誕生する。

 現「サンウォーク」および「ヴィーナスフォート」は、1999年夏の開業以来、1棟の建物内で独立した施設運営を行なってきた。利便性向上とともに、主要アクセス「ゆりかもめ」の豊洲延伸開業(3月27日)に伴う新たな需要獲得も見込まれる中、さらなる集客や、施設内の回遊性を高めるため、一体運営を実施することとなった。

 新生「ヴィーナスフォート」は、1階をファミリー中心、2・3階をレディス・メンズファッションを中心とする。
 1階部分には、ヴィーナスフォートファミリーへの改称に合わせ、1階売場面積の約3分の1にあたる1,100坪を、既存のスポーツメガストアから、都内初出店、SC初出店を含む約20店舗の集積へとリニューアルする。20代~30代を中心としたニューファミリーやカップルをターゲットにしている。
 また、要望の多かった「ドッグラン」を、建物南側の屋外に約100坪の規模で新たに開設する予定。


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