(財)ベターリビングは9日、優良住宅部品認定制度を見直し、新たな優良住宅部品認定規程を制定、4月1日に施行すると発表した。
同財団が今回制定した新たな優良住宅部品認定規程では、優良住宅部品認定基準に定めのない性能についても、住生活の向上に有意義な項目については評価を行ない、認定に合わせて評価結果を表示できる。
また、優良住宅部品の認定基準策定手続きを簡素化し、機動的な認定を行なえるようにしたほか、維持管理サービスの提供の維持を義務付ける項目、制度の透明性向上を図るための項目などを盛り込んだ。
同財団では、2005年6月23日に優良住宅部品認定諮問監査委員会(委員長:慶應義塾大学教授・村上周三氏)がまとめた「市場機能の活用、ストックの有効活用が求められていることに対応した、今後の優良住宅部品認定制度およびその運用のあり方(答申)」を踏まえ、優良住宅部品認定制度とそのあり方の見直しにつき検討を行なっていた。