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住林、木造住宅の耐震リフォームの基礎補強で日本建築防災協会の技術評価を取得

帯鋼とアラミド繊維による補強実験の様子

 住友林業(株)は10日、同社リフォーム部門子会社の住友林業ホームテック(株)の木造住宅の耐震リフォームの基礎補強「スミリンARC工法」が(財)日本建築防災協会の技術評価を取得したと発表した。

 同工法は同社および住友林業ホームテック(株)が共同で開発した基礎補強工法。無筋コンクリート基礎やひび割れのあるRC基礎に帯鋼とアラミド繊維シートをエポキシ樹脂接着剤で接着することにより補強する。従来の一般的なコンクリート増し打ちに比べ、工期・費用の両面において約半分程度で工事が可能としている。

 なお、同社では来期販売300件を目標にしている。


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