時間貸駐車場「タイムズ」を運営するパーク24（株）（東京都品川区、代表取締役：西川 光一氏）は、2006年3月15日開業の「ハイアット リージェンシー 京都」（京都市東山区）と提携し、同ホテルの利用客専用駐車場をタイムズ化、車番認識システムを導入した駐車場をオープンした。
同駐車場は、駐車場入口のゲートを車が通過すると、車番認識カメラがナンバー部分を識別する。識別された車番データは駐車場出入口の自動精算機と連動しており、車番認識済みの車が駐車場を出入りする際は、出入口ゲートの車番カメラがナンバーを識別し、ゲートが自動で開閉されるシステムとなっている。このシステムにより、同ホテルの宿泊者は、チェックイン時に駐車券をフロントに提示すると、滞在期間中は駐車券の処理や精算を含めた手続きなしに、何度でも駐車場の出入りが可能になり、宿泊客の優待が明確化、快適性・利便性を高めることができる。
このシステムのホテルへの導入は、業界初の試み。同社は、今後も「タイムズ」のTPS（来客用駐車場のアウトソーシングニーズをとらえ、商業施設・銀行・ホテルなどの駐車場を同社が「タイムズ」として運営・管理する）事業を拡大し、ドライバー（施設への来客者）にとって利便性の高い駐車環境の整備を推進していくとしている。