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東京倉庫運輸、物流不動産PM業に本格参入

 東京倉庫運輸(株)(東京都港区、代表取締役社長:池田 隆氏)はこのほど、物流不動産のプロパティマネジメント(PM)専門の新会社(株)トーウン(東京都港区、代表取締役社長:池田浩大氏)を立ち上げ、本格的にPM事業を開始する。 営業開始は4月1日から。

 東京倉庫運輸の85年に及ぶ倉庫業のノウハウから、PMを戦略的新規ビジネスであると判断。物流施設のオーナー・投資ファンドを対象に、建物のメンテナンスだけでなく、テナント付けも含めた包括的なコンサルティング業務を請け負っていく。
 新会社であるトーウンは今年1月11日に設立。資本金は1,000万円。出資率は、東京倉庫運輸が60%、(株)アバンセロジスティック、イーソーコ(株)が各15%、ビルメンテナンス業者の(株)信徳が10%。

 物流施設のオーナー・ファンドとPM契約を結び、建物管理、リーシング、工事・修繕、請求代行、リスクマネジメントの各種サービスを提供する。リーシングの際にはアバンセロジスティックの倉庫情報検索サイト「e-sohko.com(http://www.e-sohko.com/index.php)」を利用し、工事・修繕では、一級建築士事務所の資格を持つイーソーコ(http://www.e-sohko-pro.net/cm/cminfo.html)が、コンストラクト・コスト・マネジメントによってコストをおさえ、収益率を上げる。

 また、ビルメンテナンス専門の信徳へ物流不動産のノウハウを提供することで物流不動産専門の管理システムの開発・構築を行なっていく。


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