森ビル(株)は23日、同社は中国・上海市で建設中の101階建ての超高層複合ビルプロジェクト「上海環球金融中心」(英文名称:Shanghai World Financial Center)のインフォメーションセンターを計画地内に開設したと発表した。
同社が開発を進める同プロジェクトは中国政府が国家プロジェクトとして開発を進める上海市浦東新区に、中国、アジア、世界へと向けた文化や最新情報の発信拠点となることをめざし、国際金融センターをはじめ、ホテル、商業施設、展望施設、カンファレンス施設などが融合した複合施設を建設するもの。現在、31階部分まで工事が進んでいるという。
同インフォメーションセンターでは、上海市中心部の8m×4m(1000分の1スケール)の大型模型や浦東新区中心部の模型、本プロジェクトの高さ4m(125分の1スケール)の完成予想模型などを設置。プロジェクトのコンセプト、詳細概要を紹介している。すでに、行政関係者、オフィス、商業施設のテナント出展候補者を中心に、多数の見学申し込みがあるという。
なお、一般への公開は別途発表する予定。