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阪急不、千里ニュータウンで老朽化団地の建替工事に着手

完成予想図

 阪急不動産(株)は、千里ニュータウン(大阪府豊中市)において、等価交換手法による老朽化団地の建替事業に着手した。

 建替えを行なうのは、北大阪急行電鉄「桃山台」駅徒歩約5分に立地する「新千里南町住宅」。1970年に旧日本住宅公団が分譲した11棟からなる団地で、延床面積16,225.45平方メートル、総戸数310戸。
 2002年5月に同団地管理組合が実施したコンペにおいて、建替事業の共同事業者として同社が選出されて以降、管理組合の合意形成支援や事業計画策定といったコンサルティング業務を実施。2006年2月に全区分所有者と従前資産の売買契約締結を終え、全住戸の引き渡しを受けたことから、3月1日に解体工事に着手した。

 新たに建設されるマンションは、総戸数571戸、地上14階建て(一部15階建て)の5棟で構成される。延床面積は62,641.80平方メートル。住居専有面積は52.3平方メートル~123.2平方メートル、平均79.6平方メートル。
 2006年秋頃に販売、2008年8月の引き渡しを予定している。


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