不動産ニュースと不動産業務のためのサポートサイト

OJR、投資物件「ランディック赤坂ビル」「ランディック第3赤坂ビル」を譲渡

 オリックス不動産投資法人(OJR)は27日、2002年1月10日付で取得した「ランディック赤坂ビル」「ランディック第3赤坂ビル」(東京都港区)の所有権を譲渡すると発表した。

 両物件は、東京メトロ「溜池山王」駅徒歩1分の好立地に位置「ランディック赤坂ビル」は、地上10階地下3階建てのオフィスビルで、テナント数は27件。稼働率は99.4%。帳簿価額は118億1,220万5,000円。
 「ランディック第3赤坂ビル」は、地上9階地下1階建ての商業・オフィスの複合ビル。テナント数は9件で、稼働率は100%。帳簿価額は7億2,952万円。

 両ビルは、築後33年および24年が経過し、機能的陳腐化が進行。将来抜本的な対策が必要となることが想定され、約2年前から大規模改修、建替え、売却の各選択肢を継続検討してきたが、2006年3月15日公表の「オリックス赤坂2丁目ビル」購入に伴う赤坂エリアへの物件集中緩和等を総合的に考慮し、売却することとなった。

 譲渡先は(株)スルガコーポレーション(神奈川県横浜市、代表者:岩田一雄氏)で、譲渡価格は「ランディック赤坂ビル」が129億5,000万円、「ランディック第3赤坂ビル」が8億5,000万円。3月27日に契約を締結、譲渡は6月1日の予定となっている。


最新刊のお知らせ

2025年6月号

本業に意外な効果!?不動産事業者のサイドビジネス ご購読はこちら