不動産ニュースと不動産業務のためのサポートサイト

今四半期減収減益で通期予想も下方修正/タクトホーム2006年5月期第3四半期決算

 タクトホーム(株)は、2006年5月期第3四半期決算(非連結)を発表した。
 売上高は292億1,700万円(前年同期比▲25.5%)、営業利益は19億2,400万円(同▲41.5%)、経常利益は17億7,100万円(同▲43.2%)、四半期純利益は10億2,600万円(同▲41.2%)であった。

 柏営業所(千葉県柏市)や池上営業所(東京都大田区)、船堀営業所(東京都江戸川区)の開設等による経営基盤の拡充や当座貸越契約および貸出コミットメント契約締結による財務体質の強化、取扱棟数の増加によるスケールメリットを生かした建物製造原価の圧縮等に取り組んだものの、需要の強くない首都圏郊外での大規模プロジェクトにおける販売活動の遅延等によってシェアを確保することができず、減収減益という結果になったとしている。

 2006年5月期の通期業績予想については、今四半期の結果を受け2005年7月15日発表予想を修正。売上高は453億円(前回予想700億円)、経常利益は27億6,000万円(同53億円)、当期純利益は15億7,500万円(同30億2,100万円)と、いずれも下方修正した。


最新刊のお知らせ

2024年6月号

「特定空家」にしないため… ご購読はこちら