（財）不動産流通近代化センターは、「中小不動産業者の業務推進方策のあり方に関する研究会」を発足。10日、豊島区東池袋の同センターで、初会合を開いた。
同研究会は、中小不動産業者の仕事を取り巻く環境が激しく変化する中、個々の中小不動産業者が経営基盤の強化を図るための方策を検討。その方策の実現に向けて、同センターが果たすべき役割について議論していくもので、中古住宅流通量の把握、バイヤーズエージェント、不動産の証券化に係る業務等、中小不動産業者に関するさまざまな課題を検討していく。
座長として弁護士の熊谷則一氏を迎え、業界団体、学識者、国土交通省などからメンバーを募った。