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住団連、「2006年度第1回住宅業況調査報告」発表

 (社)住宅生産団体連合会は、会員会社の支店・営業所・展示場等の営業責任者を対象に、3ヵ月ごとに実施しているアンケート調査「住宅市場の業況感(対前四半期の実績及び見通し)」の2006年度第1回の結果を発表した。

 同調査によると、戸建て注文住宅の今期(2006年1月~3月)受注実績指数は、前期(2005年10月~12月)に比べ総受注棟数(+44)、金額(+22)ともにプラス。地域別の総受注棟数では、中国・四国(+14)地区以外は39ポイント以上と、前1月度調査時の全地域マイナスから大きく実績を伸ばし、北海道(+41)、東北(+49)、関東(+40)、中部(+39)、近畿(+57)、九州(+68)と回復した。
 なお、次期(2006年4月~6月)は、今期に比べ総受注棟数(+21)、金額(+14)となる見通し。

 低層賃貸住宅の今期受注実績は、前期比で総受注戸数(+1)、金額(+4)。地域別では、総受注戸数で中部(▲19)、九州(▲14)、北海道(▲9)、中国・四国(▲8)がマイナスとなったものの、東北(+26)は大幅に回復し、関東(+11)近畿(+4)も堅調にプラスを確保し、全体としてかろうじてプラスに再浮上した結果となった。
 次期は今期に比べ、総受注戸数(+18)、金額(+12)ともにプラスを予測。地域別総受注戸数についても、全地域でプラスを予測している。


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