大和ハウス工業（株）は、全国の戸建て・集合住宅の新築現場において発生する廃棄物のゼロエミッションを今年3月に達成したことを明らかにした。
同社では、新築現場で発生した廃棄物を自社工場に集約、選別や圧縮などの処理を行ない、自社工場のリサイクルルートに乗せる「工場デポ」というリサイクルシステムを構築。このリサイクルシステムにより、従来は多品種少量であるためリサイクルがなかなか進まなかった住宅部材廃棄物について、ゼロエミッションを安定的かつ確実に実現できる体制を整備。今回のゼロエミッション達成につなげた。
今後もゼロエミッションを維持しながら、廃棄物削減に向けて、施工方法や部材仕様の見直し、プレカット化および梱包レス化をよりいっそう推進していく、としている。