明和地所(株)は11日、2006年3月期の決算を発表した。
連結売上高は706億3,700万円(前期比3.5%増)、営業利益85億100万円(同36.3%増)、経常利益77億2,100万円(同49.8%増)、当期純利益5億7,300万円となった。売上原価、営業外費用を抑えたこと、売上増に対する販売比の伸びが低かったことで利益が大幅に伸びた。
主力の不動産販売事業が、ファミリーマンション1,699戸を販売するなど売上高656億6,800万円(同3.6%増)、営業利益79億5,300万円(同41.5%増)の大幅増。不動産賃貸事業は、売上高17億2,600万円(同2.1%増)、営業利益7億6,800万円(同▲0.4%)。その他、不動産管理事業、住設企画販売事業などで売上高32億4,100万円(同3.7%増)、営業利益1億7,800万円(同▲43.5%)を計上した。
次期は、売上高847億円、経常利益80億円、純利益38億円を見込む。