(株)コマーシャル・アールイーは、2006年3月期の連結決算を発表した。
売上高は301億4,200万円(前期比33.2%増)、営業利益は30億1,700万円(194.2%増)、経常利益は29億2,200万円(179.9%増)、当期純利益は8億3,600万円(38.5%増)であった。
同社の中核である物流施設のサブリース事業で培ったノウハウや信用を、他の事業系不動産でのPM事業、あるいはファンド事業や投資用アパートの販売・建築請負事業などのAM事業の新規事業へと活用。合わせて住居形不動産の領域でも独自展開を進めたことで、PM事業部門・AM事業部門のいずれでも売上高・営業利益を大幅に伸ばす結果となった。
なお次期は、今期に引き続き物流施設のサブリース事業で培ったPMノウハウを事業拡大につなげつつ、AM関連でも、収益不動産の開発・仕入れを軸とする自社運営ファンド向け、外部投資家向けへの販売拡大を進めていくことなどにより、売上高450億円、経常利益32億円、当期純利益16億5,000万円を見込む。