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売上10%減も厳選仕入れで経常益20%増/綜合地所06年3月期決算

 日本総合地所(株)は15日、「2006年3月期決算」を発表した。

 連結売上高は851億4,000万円(前年比▲10.1%)、営業利益77億9,600万円(同21.0%増)、経常利益68億6,400万円(同20.3%増)、当期純利益37億5,000万円(同16.6%増)。
 当期中の契約高566億5,700万円(同▲43.9%)、主力のマンション販売売上高783億500万円(同▲15.9%)と数字を落としたが、採算性を重視した仕入れにより原価率を大幅に引き下げたほか、営業コストも抑え利益を確保し、8期連続の増益決算とした。

 次期は、大型商業施設「くるる」の稼動による賃料収入の増加、子会社化した日立造船不動産(株)による関西圏での事業展開などが収益寄与することから、連結売上高896億円、経常利益55億円、当期純利益30億円を見込んでいる。


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