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ニューシティコーポレーション、オンライン住宅価格査定サービススタート

 不動産投資およびファンドの資産運用、不動産開発などを行なう(株)ニューシティコーポレーション(東京都港区、代表取締役:原 史郎氏 )は、アメリカの情報処理会社フィデリティ・ナショナル・インフォメーション・サービスシーズ(FIS)が開発した資産査定ツール「ValueSure」(バリューシュア)を活用し、不動産価値のオンライン自動査定モデルを中核としたサービスを国内で開始した。

 今回提供する「ValueSure」は、「物件個々の特質」「現在価値」と「重回帰分析」を考慮に入れた、日本初となるヘドニック・モデルを活用したもので、面積・階数や最寄り駅までの距離、築年数などの様子を踏まえたうえで、マンション価格を査定するもの。最長過去13年間の価格の動向を査定要素として加えることで、より的確な査定を実現するとしている。

 同サービスは、FISがアメリカですでに提供している査定・分析ツールを活用するもの。銀行、信託銀行、投資銀行、不動産開発会社、不動産販売会社、アセットマネージャー、住宅ローン会社などに向け、当座首都圏内のマンションを対象にサービスを開始し、順次、個人客層に向けサービスを提供、また、住宅のタイプ・エリアも拡大していく予定。


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