(株)日立製作所 都市開発システムグループ(以下、日立)と(株)日立ビルシステムは、大規模な修繕を伴うことなくエレベーターや集合玄関のセキュリティを強化できる既設マンション向けセキュリティソリューションの販売を開始した。
日立および日立ビルシステムは、エレベーターの乗りかご内の防犯カメラやかご内映像を表示するディスプレイ、ICカードなどにより集合玄関やエレベーター利用に制限をかける「ダブルセキュリティ」をはじめとする新設マンション向けマンションセキュリティシステムを提供している。かご内防犯カメラやかご内映像を表示するディスプレイについては既設マンションに対しても導入を進めていたものの、エレベーターや集合玄関のICカードを用いたセキュリティについては従来提供していなかった。
今回販売を開始した既設マンション向けセキュリティソリューションは、ICカードによりエレベーター利用に制限をかける「エレベータードアセキュリティ」、不審者の侵入を抑止すると共に映像を記録する防犯カメラ、エレベーターの乗りかご内の状態を1階のエレベーターホールから監視できる乗り場ディスプレイの設置が基本メニュー。大規模な修繕を伴うことなく安価で手軽にエレベーターのセキュリティを強化できる。
さらにオプションとして、集合玄関へのドアセキュリティの設置や、エレベーターの1階ホールとかご内ドアへのガラス窓、かご内のミラー設置も用意している。
詳しくは、製品紹介ホームページ(http://www.hbs.co.jp/solution/security_up/security_up07.html)参照のこと。