スターツグループの（株）スターツ総合研究所は、「スターツ・キャリア・パートナーズ」の名称で、住宅・不動産業界向けに女性営業スタッフを中心とした人材を派遣する業務をスタートした。
同グループでは、全従業員の約5割を女性が占め、中でも不動産流通部門である「スターツピタットハウス」では女性社員が約7割、かつ女性店長はスターツピタットハウス全店の約5割にのぼるなど、女性の起用を積極的に行なってきている。
そうした中、住宅・不動産業界において、女性の営業スタッフに対する需要がありながらも、採用・活用を課題とする企業が多くあることから、新たな人材ビジネスとして「スターツ・キャリア・パートナーズ」を立ち上げたもの。コーディネーターは全員が宅建保有者の女性で、グループ各社の人材育成において培ったスタッフマネジメント、キャリアカウンセリングのノウハウ・実績を生かし、登録スタッフの適正を判断したうえで適切な職場を紹介していく。
なお同事業では特に、派遣社員として一定期間働いた後に正社員として雇用する「紹介予定派遣」を中心に活動していく方針で、初年度30名の紹介予定派遣をめざすとしている。