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明豊エンタープライズ、中期経営計画達成に向けグループ再編

 (株)明豊エンタープライズは、23日開催の取締役会において、グループの収益力強化・競争力強化をめざし、グループ再編の基本方針を決議した。

 同社では2005年12月に策定した中期経営計画において、2008年7月期のグループ目標として、外断熱工法採用の100年耐用型分譲マンション「シェルゼ」の400戸供給、連結売上高500億円、連結経常利益33億円の達成を掲げている。
 この実現を確実にするため、同社はシェルゼ分譲事業に経営資源を集中すること、グループとしての統一感を高める目的で、子会社の(株)東京テナントセンターを8月1日に(株)明豊プロパティーズと称号変更し、不動産賃貸事業に経営資源を集中させること、不動産分譲事業のうち、共同分譲事業および不動産流動化を目的とした開発事業と不動産仲介事業を担う100%子会社の新会社を設立すること、持分法適用関連会社であるエコロジーアセットマネジメント(株)が、エコロジー・リート投資法人向け開発事業を積極的に推進すること、を決議したもの。
 なお、設立される新会社は(株)明豊コーポレーションで、設立日は6月2日の予定。

 以上4社で「明豊グループ」を再編成し、グループ収益力・競争力の強化を実現する、としている。


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