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流動化事業・分譲不動産事業が好調で増収増益/アーバンコーポ06年3月期決算

 (株)アーバンコーポレイションは24日、2006年3月期の連結決算を発表した。

 売上高は643億4,900万円(前年度比12.8%増)、営業利益は120億2,500万円(同14.5%増)、経常利益106億7,700万円(同12.6%増)、当期純利益は78億6,800万円(同21.9%増)であった。

 セグメント別では、不動産流動化事業で、不動産投資市場への新たな資金流入を受け、同社開発不動産への需要の高まりにより、投資想定価格を上回る水準での物件の売却が進んだ結果、売上高221億2,800万円(同▲12.9%)、営業利益112億9,600万円(同12.6%増)を達成。
 分譲不動産事業についても、新規分譲マンション販売が計画通りに進捗したこと、販売仕入れ段階の利益率が改善されたことにより売上高は前年度比36.0%増の258億4,300万円、営業利益は同154.7%増の19億2,300万円となった。

 2007年3月期通期については、「個別事業強化」「ビジネスモデル強化」「ビジネスカテゴリーの拡大」の事業戦略の推進、人材の育成、内部統制システムの構築などに努めることで持続的利益成長の実現を図り、売上高1,130億円、経常利益430億円、純利益250億円を見込む。


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