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首都圏売物件、新築戸建は高額物件に需要がシフト、成約価格上昇続く/アットホーム調べ

 不動産総合情報サービスのアットホーム(株)は30日、同社のネットワークにおける首都圏2006年4月の「売物件」について、物件登録数、登録価格、成約数、成約価格を明らかにした。

 これによると、物件登録数は中古マンションが1,805件(前年同月比▲15.5%)となり、前年同月比で4ヵ月連続のマイナス。新築戸建についても11,150件(同▲14.3%)で、2ヵ月連続のマイナスとなった。

 首都圏平均の登録価格は、中古マンションが1平方メートル当たりでは30.77万円(同▲4.5%)で16ヵ月連続のマイナス、1戸当たりは1,894万円(同▲5.6%)と16ヵ月連続のマイナスとなった。
 新築戸建は1戸当たり3,368万円で前年同月比6ヵ月連続の上昇となったが、中古戸建は同2,942万円となり9ヵ月連続の下落。

 首都圏平均の物件成約数は、中古マンションが前年同月比で3ヵ月連続減。また、前月過去最高を記録した新築戸建も前年同月比▲13.7%の2,122件、中古戸建についても前年同月比▲9.5%とマイナスに転じた。

 首都圏平均の成約価格は、中古マンションが1平方メートル当たり33.09万円で3ヵ月連続の上昇、1戸当たりでは1,975万円と、ともに3ヵ月連続の上昇となった。


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