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日本ツーバイフォー建築協会、平成18年度通常総会を開催

会見で挨拶する小川修武会長

 (社)日本ツーバイフォー建築協会は30日、平成18年度通常総会を開催し、平成18年度事業計画を発表した。

 平成18年度事業計画重点事項として、(1)ツーバイフォー工法のオープン工法としてのメリットを生産方式や新市場開拓においてさらに発揮するための具体的方策を内容とする行動計画の作成、(2)協会ウェブサイトの全面改訂によるツーバイフォー工法の認知度向上方策の展開と会員の業務支援への注力、(3)品質・性能の確保に資する担い手育成のための体系的研修事業の実施、(4)耐震性実証のための振動台実験および4階建木造耐火実大モデル棟による各種実験の成果活用による信頼性向上と工法改善の推進、を挙げている。
 なお、設立30周年を迎える本年、複数の記念事業を実施するとしている。

 会見で小川修武会長は、「ツーバイフォーの供給が、今年度は念願の10万戸に到達する。昨年は建築物の安全・安心が問われる年となったが、協会では木造4階建てモデル棟実験、実大3階建ての3次元振動実験の2つの大きな実験を実施した。ツーバイフォー構造の強さを実証し、施工方法として広く活用されるよう、次のステップにつながる事業に取り組んでいきたい。また、会員数は確実に増加しているが、30周年を節目に、本部と支部との連携をさらに強めていきたい」などと述べた。

 なお、通常総会において、平岡勝功氏(関西建設工業(株)代表取締役・兵庫県支部長)、村田芳信氏((株)オスカーホーム代表取締役・北陸支部長)が新たに理事に就任した。


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