パナホーム(株)は1日から在宅介護対応住宅「パナホーム エイジングホーム」の販売を開始した。
同商品は、介護をする人・受ける人のそれぞれが、心身の両面で快適なくらしを実現させるために、快適な居住性と介護のしやすさを両立させるための空間提案を行ない、かつ設計・仕様により介護状態の変化への対応を実現。さらに独自のネットワークを活用した在宅介護が実現できるサービスを用意したもの。
アプローチから玄関出入口まで車椅子が使用でき、かつ車に乗るときに雨がかからないよう配慮した設計を採用、また水回り空間をできるだけ寝室近くに配置、安全に介護を受けられるスペースを確保するなど、介護をする人・受ける人のために5つのポイントに基づいた設計がなされている。
また、汚物流しの設置や、2方向からの入力介助が可能なユニットバスの採用などにより、介護状態の変化にも対応できるようにしている他、同社が培った400社のパートナー事業者をはじめとする専門の事業者によるサービスメニューを用意する。
標準本体価格は、消費税込みで4,192万円(3.3平方メートルあたり62.75万円)。
販売地域は北海道、沖縄、一部寒冷地域を除く全国。販売目標は初年度120棟としている。