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地所、丸の内で「若手アーティスト支援活動」を開始

 三菱地所(株)は19日、ミュージックセキュリティーズ(株)(東京都千代田区、代表取締役:小松真実氏)と共同で、音楽ファンドを活用した若手アーティスト支援活動を行なうことを合意、具体的な支援活動の概要をしたと明らかにした。

 ミュージックセキュリティーズが音楽ファンド「Good Music Marunouchi Fund」を組成、「Good Music Marunouchi」レーベル所属アーティストのCD制作・販売を行なう。ファンドの募集総額は1,000万円を予定しており、出資単位は1万円。アーティストの発掘に合わせた複数回募集も想定している。募集期限は2006年7月、運用期間は06年8月から08年7月まで。ファンド形態は、商法上の匿名組合契約。

 同社は、丸の内ビルディング(東京都千代田区)1階「丸キューブ」などをコンサート会場として提供、会場費用はCDの売り上げなどに応じて設定。同社では、同活動を通じ、「丸の内」から新たな音楽文化を創造するとともに、今後の文化・芸術活動のモデルケースとしていきたいとしている。
 
 なお、06年7月10日にはレーベル発足・ファンド記念コンサートを丸ビル内の「丸ビルホール」で開催、その後は、月に1回のペースで丸ビル内施設や東京ビルTOKIAほか、丸の内エリア内のオープンスペースでライブを行なっていく予定。


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