(財)ベターリビングは28日、「お客様相談室 相談受付状況報告書 -2005年度版-」を発表した。
同財団は1999年度より「お客様相談室」を設置して財団の業務に係る消費者、関係事業者などからの問い合わせ、相談などに対応している。今回の報告書は、05年度に相談室で受け付けた相談、問い合わせについてまとめたもの。
相談件数は前年度より134件増の1,346件。1ヵ月平均では112件。
相談者の内訳は、エンドユーザーが最も多い615件で、全体の4割強を占めた。
また、相談内容は、「アフターサービス」に関するものが年々増加、前年度より142件増の662件となり、相談全体の約5割(49.2%)を占めた。
また「財団業務以外」の相談が4年連続で増加傾向にあり、相談全体の15%を占めた。これは、同相談室の認知度が高まったためだと同財団では考えている。
もっとも、エンドユーザーが同相談室を知った経緯は「BLマーク証紙」が約8割を占め、このために同財団を「メーカーと誤解」した人が4割強を占めた(誤解した理由は証紙であるとした人は9割以上)とも報告している。
同報告書の詳細は同法人ホームページ参照のこと。