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住友林業、「環境・社会報告書 2006」発行/オリジナルキャラクター「きこりん」を採用

オリジナルキャラクター「きこりん」

 住友林業(株)は3日、同社の環境への取り組みとCSR(企業の社会的責任)活動の成果をまとめた「環境・社会報告書 2006」を発行した。

 同社は2001年より発行してきた「環境報告書」を、04年より「環境・社会報告書」と改称し、毎年、企業の社会的な責任として、サステナブル(持続可能)な社会の実現に貢献する同社の活動を報告している。

 今回の報告書の表紙には、05年に誕生した同社オリジナルキャラクター「きこりん」を採用。今後、このキャラクターを通してTVCMや新聞・雑誌広告、Webサイトなどで、「木」の魅力やサステナブルの大切さを分かりやすく伝えていく方針。

 同報告書の主な内容は、サステナブルな取り組み紹介、社会性報告、環境報告に大きく3分類されている。
 社会性報告においては、05年4月にCSR推進室を設置し、グループ全体としてCSRへ取り組んでいく体制づくりを始めたこと、06年3月に社員が主体となる「チーム2020」を結成し、グループのあるべき姿、実現したい未来について議論を進めていることなどを掲載。
 環境報告においては、05年に環境と経済の両立を目標とした「環境経営中期方針」を策定。同年秋に発売した商品「MyForest」の主要構造材における国産材の使用比率を50%以上に高めたこと、全国にある計4ヵ所すべての同社社有林を対象に「緑の循環」認証会議(SGEC)の森林認証の今年度中の取得をめざしていることなどを紹介している。


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